・サイト運営者:Kei(慧)
・職業:士業
占いとしての易に出会い、その奥深さに魅了されて30年になります。
私自身は、易の専門家ではありません。
たまたま、母のものだった易の本を手にしたことから、自分自身が悩みの中にある時や、家族に求められたときに易を立て、その的確な結果に驚くとともに、少しずつ易が教える64通りの卦の知識が身についてきた気がしています。
君子占わず
易は占いのテキストです。そこには、占った結果として、今がどんな状況にあるのか、それに対してどのように対応したらよいのかが、詳しく書かれています。その一方で、「君子占わず」という言葉があります。これは、易を良く学び理解できているのなら、先の変化を察することができるようになるので、占う必要がなくなるという意味です。
私にとって易は「実用の書」であって、実際に用いてこそ、その面白さや教養が身をもってわかるものだと思っています。
易に裏切られる
自分の頭で何も考えずに、何でも易占に頼ろうと依存していると、きちんとした結果が得られなくなることについて、「易に裏切られる」という表現があります。
占いとしての易を行う場合の目指す方向は、前出の「君子占わず」がよいのかもしれません。